ロマンティック街道バスを降りて、アウクスブルクからドイツ鉄道を使ってミュンヘンに到着しました。
バスの休憩時に運転手さんと立ち話してたら仲良くなって、バス降車時にはハイタッチしてのお別れ( ; ; )写真撮ってもらいたかった!
なんと交代人員はおらず、一人でフランクフルトからフュッセンまで運転するとのこと。事故のないよう安全運転でありますように!
さてミュンヘンでは観光スポットがたくさんありますが、この時はちょっと足を伸ばしてミュンヘン近郊でいいスポットはないかと探しておりました。
既にノイシュバンシュタイン城ツアーとオーストリア・ザルツブルクへの日帰り旅行は経験済み。
どこかいいところはないかなぁと探して、見つけたのがツークシュッピッツェ山(Zug spitze)。
ツークシュピッツェはミュンヘンの南、オーストリアとの国境に跨ってそびえるドイツの最高峰の山。ミュンヘンからドイツ鉄道、もしくはバスで1時間強の街、ガルミッシューパルテンキルヒェン(Garmisch−Partenkirchen)から登山鉄道に乗り換えて向かうのですが、なんとほぼ乗り物に乗っているだけで山頂まで向かうことができます。
1時間15分でガルミッシューパルテンキルヒェンへ。
ちょうど新宿から小田急線のロマンスカーで箱根湯本へ行くのと同じくらいの時間です。笑
ツークシュピッツェの玄関口、ガルミッシューパルテンキルヒェン
私は愛用しているFlixBusを使ってガルミッシューパルテンキルヒェン駅前で降り、ツークシュピッツェ鉄道に乗りました。
登山鉄道の駅は、ドイツ鉄道の駅とは別にあります。ドイツ鉄道の駅のホームの下にある地下道を抜けて、登山鉄道のホームに向かいました。
イエローの可愛らしい建物がツークシュピッツェ鉄道のガルミッシュ駅です。
列車は1時間に1本。私がホームに向かうその時に、ちょうど前の電車が出てしまいました( ; ; )
何もすることがないので駅のバーガーキングでご飯を買い、ホームでモグモグしながら電車を待っていました。
ツークシュピッツェ鉄道の車窓から
車窓からはのどかな風景が広がっていて、しばし癒しの時。のんびりと景色を楽しみます。
途中にあるエルプ湖(Elbsee)駅からはロープウェイを使って一気に山頂を目指せるのですが、この時はまだ工事中。ケーブルカーでじっくり登っていきます。
徐々に勾配がきつくなってきました。
山頂前の最終地点、リッフェルリース駅へ到着!
駅に到着すると、数分停車時間がありなんと外に出られるようです。次々と乗客がみんな列車を降りていきます。私も続いて外に出ました。
ここから見えるエルプ湖がメチャクチャ綺麗なんです!
絵葉書にしたいくらい。
さて、撮影も終わり再び乗車。トンネルの中を進んでツークシュピッツェ駅に到着!
ガルミッシュ駅からは、こちらも1時間15分の旅です。
乗車したケーブルカー。
ホームはトンネルの中。まだ外の景色は見れません。
ツークシュピッツェ山頂
トンネルを抜けるとそこは。。。
雪国でした!
ソリで遊ぶ人たち。楽しそうー!
駅を出てすぐのところはウッドデッキスペースになっていて、みなさん食事やコーヒーブレイクを楽しんでいました。
めちゃくちゃいい天気で、とっても気持ち良いです。ちょい寒いけど。5月の終わりなんですが、服装もみんなバラバラですね。笑
上着は必ず持っていきましょう!
私も近くのドーム型の建物の中でコーヒーとケーキを楽しみました。
店員さんがフォークを直立刺ししてくれました。笑
ここからさらにロープウェイで上へ上がれるのですが、あまり良い写真が撮れずすぐに降りてきちゃいました。
山頂のモニュメント。高さは2,962m!ここまで上がってきちゃったなんてびっくりです。
オーストリア側の入り口もあります。
エルプ湖側です。こちら側は眼下の緑が映えて、また違った美しい景色が見られました。
なんとロープウェイの工事の方が!恐ろしすぎます。
この方達が体を張って下さっているおかげで自分は今ここに来られているんだなーと思いました。尊敬です。
なおこの新しいロープウェイは、無事2017年12月21日に開通したそうです。
エルプ湖駅からツークシュピッツェ駅までケーブルカーでは45分ですが、ロープウェイを使えばわずか10分!
ぜひ次回訪れた際には乗ってみようと思います。